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第21回銀河万丈 <ド・ヴィリエ>「2001年DVD制作時インタビューより抜粋」

如何にいやらしく見せるか……楽しんで演じた憎まれ役

 銀河の歴史の裏側で執拗に暗躍する地球教。その大主教であり、ヤン・ウェンリー暗殺を始めとする数々の悪辣な陰謀を主導したド・ヴィリエは、本作品中トリューニヒトにも劣らぬ稀代の“悪役”であろう。演じた銀河万丈が、その役作りについて語った。

 

――ド・ヴィリエというキャラクターについて、どのように思われますか?

 演じる側としては、ああいう憎々しげな役をやるのは非常に面白くて、僕は好きなんです(笑)。あのくらい憎まれている人物の唾棄すべき性格は、演じるのが本当に楽しかったです。後になってみると、あの癖の強さをどこまで表現できたかな、と思う所もありますが、演じている最中は本当に楽しませて頂きましたね。
 如何にいやらしく見せるかがテーマだったかもしれません(笑)

――ド・ヴィリエを演じるにあたって苦労したことはありますか?

 演じるキャラクターの人間像の中に、“典型”と言われるような部分を探し出せると楽になります。“パターン”とはまた少し違うのですが……。こういう色合いを付けて、とか、こういう切り口でキャラクターを作っていって……、などと考えながら演じているうちに、ポンとそのキャラクター自体が生きてしまう。そういう風にキャラクターが出来上がるための、何か決定的なポイントがあるような気がするんです。 
 ド・ヴィリエを演じたときは、そのポイントを探してキャラクターを作り込んでいく作業とは少し違って、大きな彫像を作るような感覚というか……がん、がん、がん、といちばん特徴的でインパクトのある部分を自分の中で増幅させていくような、そういうやり方で役を作り上げました。そうしないと、他のキャラクターを演じている皆さんに追いつかないぞ、という気負いのようなものがありましたね。

――『銀河英雄伝説』という作品に、どのような印象をお持ちですか?

 本当に多くの声優さんが出演なさっていて、まるで“声優図鑑”のように、たくさんの声優さんのお芝居を楽しむことができると思います。作品全体のイメージは、雄大な叙事詩という感じですね。
 自分が過去にやった仕事を振り返るのは、僕は照れくさくて、恥ずかしい気持ちのほうが強いんです。大体、自分が思っているよりずっと下手に感じますから(笑)。ですから、もう1度見るには勇気が要るのですが、ただ、作品自体は、日本のアニメ史上でもエポックとなるようなものだったと思います。僕にとって、というだけではなく、アニメーション製作の歴史の中の足跡として、非常に価値のある作品なのではないかと思います。



< 銀河万丈 プロフィール>

11月12日生まれ、山梨県出身。青二プロダクション所属。
出演している主なアニメーション作品には、映画・TVシリーズ「機動戦士ガンダム」(ギレン・ザビ役 1979〜80年 テレビ朝日)、TVシリーズ「装甲騎兵ボトムズ」(ジャン・ポール・ロッチナ役、ナレーション 1983〜84年 テレビ東京)、TVシリーズ「ミスター味っ子」(味将軍役 1987〜89年 テレビ東京)、OVA「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」(高杉英作役 1993〜03年 徳間書店)、TVシリーズ「交響詩篇エウレカセブン」(グレッグ・イーガン役 2005〜2006年 TBS)、TVシリーズ「MÄR 〜メルヘヴン」(バッボ役 2005年〜 テレビ東京)など多数がある。

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