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第26回玄田哲章<ケンプ>「2001年DVD制作時インタビューより抜粋」

必ず戻ってくる――家族との約束に闘将・ケンプの優しさを垣間見る

 ラインハルト麾下の闘将・ケンプ。性格は豪放で公明正大、指揮官として非凡な才を持っていたが、イゼルローン要塞攻略作戦において、やや功を焦り、ヤンの前に敗れた……。古風だが堂々たる名将、ケンプを演じた玄田哲章が、『銀河英雄伝説』を語った。

 

――ケンプという人物をどのように思われますか?

 頑丈でたくましい男性を演じることが多くなってきた時期に頂いた役でした。洋画の(アーノルド・)シュワルツェネッガーや(シルヴェスター・)スタローンの吹き替えなど、いわゆる“筋肉マン”(笑)の役をたくさん演じている時期です。だから、(『銀河英雄伝説』の)他のキャラクターに比べても、ケンプにはやはり力強さが要求されていたと思います。
 それから、印象に残っているのが、家族が出てくるシーンです。2人の子供に「これから戦争に行くけれど、必ず戻ってくるから」と言い聞かせている場面……。家族を大切にしているという彼の一面をきちんと描いてもらえたことが、嬉しかったです。戦争では、いつも死と隣り合わせにいるわけですから、運が良ければ帰って来ることができますが、基本的には死にに行くようなものです。でも、ケンプは、家族には「必ず帰ってくる」と約束する、そういう愛を持っている男なんですよね。そういう部分は僕も気に入っています。

――アフレコの際のエピソードはありますか?

 とにかく、よくこれだけの声優陣を集めましたよね。予算もあるだろうし(笑)、これだけのことをするのはなかなか大変だと思います。収録に初めて参加したときに、納谷悟朗さん(メルカッツ役)を筆頭に、声優界をリードしている方たちがたくさん参加していらっしゃって、本当にびっくりしました。そして、「こういう雰囲気で仕事をしてみるものだなあ」と思いました。やはり、先輩方とはだんだん一緒に仕事をする機会が減っていきますから、そんな中で、先輩たちに囲まれて仕事をすることができたことは、やはり良かったと思いましたね。
 ただ、収録には途中から参加したので、作品全体の世界観がなかなか掴みきれなかったのが、いちばんのハンディでした。それは、先に参加していらっしゃった先輩方にいろいろ聞いたりして、作品世界に入っていきました。

――『銀河英雄伝説』について、どのような印象をお持ちですか?

 宇宙や銀河を舞台としたアニメーション作品の中でも、これだけ長く続いた作品というのはありませんよね。“銀河を支配する”という野望を抱くという、僕なんかには想像できないくらいのスケールのストーリーに、人間関係や人間愛、憎しみ、駆け引き、裏切りなど、様々な要素のドラマがきちんと確立し、絡み合っていて、単に長いだけではなく、人の心に残る作品だと思っています。
  これだけのスタッフと、僕にも想像がつかなかったくらいの豪華な声優陣が揃って、本当に楽しい作品になっていると思います。まだ見ていないという人も、1度見てみたらあっという間に最後まで見てしまうのではないかと思います。



< 玄田哲章  プロフィール>

5月20日生まれ、岡山県出身。81プロデュース所属。
劇団薔薇座を経て声優となる。出演している主なアニメーション作品には、TVシリーズ「ドカベン」(岩鬼正美役 1976〜79年 フジテレビ)、映画・TVシリーズ「ハイスクール奇面組」(冷越豪役 1985〜87年 フジテレビ)、映画・TVシリーズ「CITY HUNTER」(海坊主役 1987〜91年 日本テレビ)、OVA「宇宙家族カールビンソン」(おとうさん役 1988年 徳間書店)、OVA「紺碧の艦隊」「旭日の艦隊」(大石蔵良役 1993〜03年 徳間書店)、TVシリーズ「Angel Heart」(海坊主役 2005〜 日本テレビ)など多数がある。


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