銀河英雄伝説 ON THE WEB ストーリー紹介 外伝 第2期
 


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外伝 第2期

螺旋迷宮

  ■ 第1話 「エル・ファシルの英雄」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:清水恵蔵 演出:上野史博 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:山本径子

宇宙暦788年。自由惑星同盟軍と銀河帝国軍の間で発生した小規模な戦闘は、平凡な展開で終始した。だが、帝国軍は帰投途中の同盟軍艦隊に襲いかかり、同盟軍司令部は近傍の惑星エル・ファシルに逃げ込んでしまう。帝国軍はエル・ファシルを包囲する。司令部はヤン・ウェンリー中尉に民間人の脱出計画を一任し、無責任にも彼と民間人を置いて脱出してしまう。あまりの事態に皆が呆然とする中、ヤンだけは自信満々と航路の安全を保証した。なんと彼は司令部要員を囮に使い、民間人を無事脱出させたのだ。一人の英雄が誕生した瞬間だった。

  ■ 第2話 「英雄の新しい仕事」
脚本:河中志摩夫 総作画監督・絵コンテ:清水恵蔵 演出:岡嶋国敏 作画監督:松田芳明

多数の民間人を救った英雄として、ヤンは少佐に昇進する。軍部は「民間人を見捨てた司令部」の悪評を隠すため、ヤンを過大なまでに褒め称えたのだ。ある日、ヤンは士官学校の先輩でもあるキャゼルヌ中佐に呼び出された。キャゼルヌが命じたのは、最近「43年前の第二次ティアマト会戦で戦死した歴史的英雄、ブルース・アッシュビー提督は謀殺された」との投書が頻繁に届くので、これを調査せよというものだった。ヤンは不承不承、この仕事を引き受ける。

  ■ 第3話 「英雄たちの横顔」
脚本:河中志摩夫 総作画監督・絵コンテ:清水恵蔵 演出:山口頼房 作画監督:茅野京子

調査を開始したヤンは、手始めにブルース・アッシュビーの伝記を閲覧する。アッシュビーの傑出した才能を再確認したヤンだったが、さらに当時、彼の周囲にいた幕僚たちも非凡な才の持ち主が揃っていた。「七三〇年マフィア」と呼ばれた7名、アッシュビー、ジャスパー、ウォーリック、コープ、ベルティーニ、チューリン、そしてローザス。彼らはそれぞれが強烈な個性を持ち、且つそれぞれが得意とする戦術を持っていた。1日かけて資料を読み終えたヤンは、「七三〇年マフィア」最後の生き残りであるローザス提督に会うことを決めた。

  ■ 第4話 「過去へのささやかな旅」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ・演出:高橋滋春 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:小林ゆかり

秋の小道を歩き、ローザス提督の私邸を訪問したヤン。出迎えた孫娘ミリアムに導かれ、「七三〇年マフィア」の最後の一人に面会を果たす。ローザスは、高齢ながらも端然とし、ヤンのような若者に対して少しも偉ぶらない紳士だった。しかし、ローザスは英雄としてこの世を去ったアッシュビーの名誉を傷付けるような調査には協力する気がなかった。ならばとヤンは方針を変え、彼らの人となりを知って判断材料に加えようとする。

  ■ 第5話 「時の女神に愛された男 〜第二次ティアマト会戦記T〜」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:浅見隆司 演出:宮崎一哉 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:河合静男

宇宙暦745年、同盟軍はティアマト星域に布陣し、侵攻して来る帝国軍を迎撃しようとする。しかしこの時、艦隊を率いる「七三〇年マフィア」の間では深刻な内部対立が起こっていた。一方で帝国軍は、ミュッケンベルガー中将が、二人の息子の復讐戦さながらに兵を鼓舞し士気を高めていた。かくして戦闘が始まった。同盟軍の艦列は先の対立が影響し、やや乱れ気味だったが、アッシュビーの手腕は冴えたままであり、ミュッケンベルガーの旗艦を撃沈する。さらに激化する艦隊戦の中、ウォーリックが艦隊を突出させてしまうが……。

  ■ 第6話 「英雄の死 〜第二次ティアマト会戦記U〜」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ・演出:岡嶋国敏 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:茅野京子

一進一退の攻防が続く中、同盟軍司令部の不和はその度合いを増しつつあった。一方、帝国軍は当初の予定通り進撃し、同盟軍を半包囲する体勢を作りつつあった。次第に追い詰められる同盟軍。しかし、別働隊を率いたアッシュビーが帝国軍の後背から襲いかかり、戦況は一変する。挟撃された帝国軍は総崩れとなり、勝敗は決した。だが、流れ弾がアッシュビーの旗艦に命中し、アッシュビーは破片を浴びて落命する。……その後、ヤンのもとに、ローザスが急逝したとの知らせが入る。

  ■ 第7話 「喪服と軍服の間」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:羽生頼仙 演出:上野史博 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:茅野京子

ローザスの葬儀に参列したヤンに、孫娘ミリアムは「アッシュビーは仲間の功績を奪った男だ」と語る。また、アッシュビーは死後も仲間の運を吸い尽くす、と。確かに「七三〇年マフィア」に数えられた提督たちは、皆が不遇な晩年を迎えていた。ローザスを喪って調査に行き詰まりを感じたヤンは、調査対象を拡げるべきか思案していたが、そこに新たな辞令が届く。惑星エコニアにある捕虜収容所へ赴任せよ、との命令だった。ヤンは、この人事に謀略めいたものを感じつつも、とにかく現在の調査は中断せざるを得ないことになった。

  ■ 第8話 「収容所惑星」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:冨永恒雄 演出:熨斗谷充孝 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:山本径子

赴任先である惑星エコニアに到着したヤンは、パトリチェフ大尉という巨漢の出迎えを受ける。捕虜収容所長のコステア大佐に着任の挨拶をした際には、「捕虜たちの自治組織とうまく折り合うよう」助言される。その後ヤンは、この惑星には「七三〇年マフィア」と縁のあった人物が数多くいることに気付いた。また、捕虜の自治組織の重鎮であるケーフェンヒラーという老人は、第二次ティアマト会戦で捕虜になって以来、43年間も捕虜生活を続けているが、彼はヤンに、ある古い帝国軍人に関わる事件を調べていると語る。その晩、就寝中のヤンはパトリチェフからの非常呼び出しを受けた。

  ■ 第9話 「捕虜と人質」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ・演出:土屋 日 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:杉山東夜美

副所長を拘束した捕虜たちは、所長との人質交換を要求するが、所長はヤンに人質になるようほのめかす。しぶしぶ従うヤンに、パトリチェフが同行を申し出る。さらになぜかケーフェンヒラーが人質に加わった。彼はこの脱走計画の黒幕は所長のコステアで、彼は公金横領の罪を隠蔽するため、この事件を起こしたと話す。また、ケーフェンヒラーが追う事件とブルース・アッシュビー謀殺事件には関連があると語る。詳しく話を聞こうとした次の瞬間、爆発が3人を襲う。

  ■ 第10話 「顕微鏡サイズの反乱」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:大宙征基 演出:酒井伸次 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:石田啓一

コステアは、ヤンを自分の不正を暴きに来た秘密監査官だと勘繰り、全てを闇に葬ろうと、このような暴挙に出たのだった。砲撃が激しさを増す中、ヤンたちはケーフェンヒラーの先導で地下のパイプスペースを使って脱出する。しかし、脱出した先は収容所の司令室の裏側で、壁1枚を隔てた向こうでは、コステアがヒステリックにがなり立てている。壁を蹴破って現れたヤンたちに、コステアは驚愕する。彼はしばし抵抗するが、最後は己が罪を認めた。ヤンは事の顛末をタナトス警備管区に説明し、軍管区参事官のムライ中佐の到着を待つことになった。

  ■ 第11話 「エコニアの英雄」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:岡嶋国敏 演出:高橋滋春 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:山沢 実

到着したムライは、公正且つ迅速な判断でコステアの罪を暴いていく。ムライはエコニアを訪れる前に、公金横領の裏付け調査を済ませていたのだ。ヤンは、その手際の良さに感服する。一連の事件の解決に多大な功績があったということで、ケーフェンヒラーは釈放されることになった。ヤンは彼の自室に入り浸り、荷造りを手伝いながら彼と語り合う。ヤンは、ケーフェンヒラーが追う事件とブルース・アッシュビー謀殺事件との関連について問うが、彼は具体的なことは何一つ語らなかった。そして、ヤンのもとにハイネセンへの帰還命令が届く。

  ■ 第12話 「過去からの糸」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:四分一節子 演出:石原慎二郎 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:三宅雄一郎

異動が決まったヤンは、わずかな時間を惜しんで帝国軍将官に関する資料を読みふけり、遂にある仮説にたどり着く。これはケーフェンヒラーの追う事件と、ブルース・アッシュビー謀殺事件とをつなぐ答えになり得るものだった。やはり転属が決まったパトリチェフを加えた3人は、惑星マスジットで新年を迎える。祝いの花火を眺めつつ、ケーフェンヒラーは第二次ティアマト会戦当時のことを語る。それはヤンの仮説を裏付ける話だった。そして、ケーフェンヒラーは静かに瞳を閉じた。

  ■ 第13話 「ひとつの旅の終わり」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ・演出:高橋滋春 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:茅野京子・鈴木伸一

急死したケーフェンヒラーは、惑星マスジットの公共墓地に葬られた。様々な雑事を済ませてハイネセンに到着したヤンとパトリチェフは、別れの握手を交わす。その後、迎えに来たアッテンボローと共にキャゼルヌの私宅に向かうヤン。そこには、彼の婚約者であるオルタンスと、彼女が腕を振るった絶品の料理が待っていた。歓談の後、ヤンはブルース・アッシュビー謀殺事件を調査した結果について語り始める。それはケーフェンヒラーの推理をもとにヤンが考察した、同盟と帝国の闇の歴史であった。

  ■ 第14話 「出口をさがす旅」
脚本:河中志摩夫 絵コンテ:大宙征基 演出:上野史博 総作画監督:清水恵蔵 作画監督:山本径子・都築裕佳子

ヤンは、ブルース・アッシュビー提督の常勝を支えたのは、帝国内部に張り巡らされたスパイ網だったのでは、と語る。それは、帝国から同盟に亡命したジークマイスター提督と、その僚友ミヒャールゼンが築き上げたもので、これらがアッシュビーを情報面からサポートしたというのだ。この仮説は、ケーフェンヒラーが長年の調査の末に構築したものだったが、ヤンも同じ結論に達していた。しかし、ケーフェンヒラーが遺した文書は25年間の封印文書となり、真実が明るみに出るまでにはいささか時間がかかることになる。そして、第八艦隊への配属命令を受領したヤンは、再び前線へと向かうのだった。

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